2015年3月度例会「ナノバイオ燃料及び液体バイオマス発電事業」「Webリスクの実態とその対応策」

これまでの例会では、講師を招いて経験談、最新の世界情勢などをお話いただいてきたが、平成27年3月27日(金)日本記者クラブ会議室において開催された3月度の例会では、年度末にもかかわらず、34名の参加者が集まり、支援企業2社からのプレゼンが行われた。社長、営業担当者から以下のようなプレゼンが行われ、当会への期待の高さを伺わせた。

 

最初は、最先端ナノ技術を保有し、それをベースにナノエマルジョン燃料製造装置、液体バイオマス発電事業に取り組んでおられる企業の社長から、1)会社紹介に始まり、2)基本保有技術である最先端ナノ技術の紹介、3)ナノエマルジョン燃料の特徴、有効性・実績、適用分野の説明、4)ナノバイオ燃料の開発の発端と経緯、実証試験および評価、使用可能な植物原油の説明、5)液体バイオマス発電事業、当社の役割、FIT交付金と固定買取価格、経済性について説明され、当会に対する顧客紹介の大いなる期待を述べられた。

 

2社目は企業のWebリスクマネジメントをビッグデータを活用し、トータルにサポートできる唯一の企業である会社から「WEBリスクの現状と対応方法」のプレゼンが行われた。Section1 会社紹介に始まり、Section2 事件数増加の背景と炎上事例、Section3 炎上のメカニズムとリスクマネジメント、Section4 今回のご提案の順で、興味深い内容のお話であった。当会として、すでに1年近く支援を行ってきており、顧客の紹介も成果を収めている。今回のご紹介で、当会の役割に一層期待されていることが伝わってきた。

 

発表後、技術内容、事業内容など質問も多く出され、また終了後の懇親会においても、活発な意見交換が行われ、会員諸氏との交流を深め、今後の支援活動につなげることとなった。

 

当会の企業支援は、会員諸氏の豊富な実績・経験、人脈を社会に還元し、社会貢献に資する目的で活動を続けている。支援先企業からは、多様なご要請をいただき、それに応えるべく会員諸氏の中から、支援メンバーを募って活動を行っている。

特に、昨今期待の大きい医療分野に関して、「医療チーム」、資金面でのアドバイス・支援等を担当する「ファイナンスチーム」を編成し、社会の要請に柔軟に対応できる体制を整えている。

(文責 横井)