2018年秋の「上越緑のボランティア」

10月29日(月)&30日(火)に一泊二日で恒例の新潟県十日町市の当間高原における自然保全活動を行ってきました。

 

湯沢の街は、トンネルを出ると雪ではなく、今にも降り出しそうな曇天。東京駅を出て上越新幹線の車窓から気持ちの良い秋晴の景色を楽しんできましたが、トンネルを出た先は雲が垂れ込めた曇り空に一変。野外作業のため雨が降り出さないことを祈りつつ魚沼スカイラインの展望台で今が盛りの紅葉を愛でながらコシヒカリのおにぎりランチを済ませ、2班に分かれ散策路へ。

主な作業は深い雪に閉じ込められる前の散策路案内板などの収納作業、豪雪の重さで壊れてしまうとの事。散策路途中の橋を解体したり、案内板に雪除けのシートを被せたり、樹名板を収納したりと、雪国の冬を迎える準備を一通り経験しました。そのついでにキノコ狩り、期待の天然ナメコは全く見当たらず。

二日目はブナの植林を予定、天気予報が雨のため前倒しで作業をすることにして苗木を植樹。初夏に植樹した苗木の生育が、夏の猛暑、渇水のため極めて悪いのが残念でした。

程よい作業の疲れを温泉で癒し、美味しく新潟銘酒を堪能して、ゲスト参加の市役所の職員らと懇親を行い、十日町の活性化などの意見交換を活発に行いました。

 

二日目は生憎予報通りの雨、雨天プログラムとして苗場方面へ。紅葉が真っ盛り、全長5.5キロのゴンドラに乗って、赤や黄色に色づいた苗場高原や田代高原を眺めながらの空中散歩を満喫しました。

 

(文責:自然保全部会 杉野)